HOMEペットと暮らすペット大図鑑ラブラドール・レトリーバー

| 原産国 | イギリス |
|---|---|
| 標準体高 | 雄 52~62cm 雌 54~59cm |
| 標準体重 | 雄 27~34㎏ 雌 25~32㎏ |
盲導犬や麻薬捜査犬としてはやくから有名で、とくにアメリカでは圧倒的な人気を誇る、愛称「ラブ」ことラブラドール・レトリーバー。
その起源については、16世紀ごろ北欧やイギリスの漁師たちが、北米大陸沿岸に向けて出漁する際に船に同乗し、カナダのラブラドール半島に渡った犬の末裔だといわれている。そこでは、主に海辺で波に流された船のロープを探したり、網からすり抜けた魚を捕まえるといった仕事をしていたようだ。
ヨーロッパに紹介されたのは1800年頃で、ニューファンドランド島からの塩タラ船でイギリスに運ばれたのが最初とされている。当時、それを見かけたマームスベリ伯爵は、ただちに数頭のラブを輸入したのを契機に、鴨などの水鳥を追うガンドッグとして輸入されるようになった。だが、当時は回収能力には優れていたものの、今のような利口な犬というよりは、かなり気性の激しい犬であったためか、ハンターたちを悩ませたようだ。
その後、他種のレトリーバーとの交配が行なわれ、本来の特徴を残しつつ、性格が穏やかな、信頼性の高い、優しい気質の犬へと変わっていった。
1903年、独立種としてイギリス・ケンネル・クラブが最初に承認。1930年以降、作業犬としての評価も大いに高まり、現在では盲動犬や麻薬犬といった役に立つ犬としても第一級の地位を占めるようになった。
体格は頑丈で、水を弾く短い毛とカワウソのような太く長い尾を持つ。ガンドッグとして飼われていたこともあって、非常にすばやく、泳ぎもうまい。また、嗅覚が抜群に優れている。
おとなしく利口で頭が良く、人の言うこともよく理解できる。また、母性本能が強く、飼い主に忠実で忍耐強い。
規則正しい食事習慣をもとに、小さいうちは胃の負担にならないように、3~4回に分けて子犬用フードを与えるようにする。そして3食では多いが、2食では物足りないというぐらいの食欲になったら成犬用のペットフードに切り替えて、2食にする。もし、それで物足りない場合は、犬用おやつで補ってあげるといい。目安としては子犬時がドライフード約600g、成犬時が約470g。
美しい被毛のために毎日のブラッシングが不可欠だ。毛と皮膚をいい状態に維持するには、シャンプーを2週間に1回以内に留めたい。年に一度、下毛が生え代わるので、抜け毛に関しては覚悟が必要だ。
子犬時は散歩や近くの公園などで放してあげるなど、軽い自由運動させるのがいい。そして生後10カ月を過ぎたあたりからは、自転車で1時間くらいの運動が適当。公園でボールやフリスビーを使って取りにいかせたり、海が近いのなら泳がせるのもいい。

| 目 | 両目の間が広く大きく丸い目。 |
|---|---|
| 鼻 | 原則は黒だが、白い犬ならピンクも可。 |
| 耳 | 長く垂れた耳にたっぷりに飾り毛。 |
| 口 | 受け口がよい。唇は黒。 |
| 脚 | 骨太で太い足 |
| 尾 | 尾根付近はきわめて太く、次第に先細り。 |
| 被毛 | 長い素直な上毛に柔らかい下毛。白・茶・黒どの色でもいいが、背中に色が入っているほうがよい。 |